こんにちは、積算部のSです。
近所のスーパーに、地元農家さんの産直野菜コーナーがあります。
そこには定番の野菜の他にも、ユニークな野菜が並ぶこともあります。
今まで色々試してきましたが、家族みんながファンになった野菜が「ロマネスコ」という野菜です。
ロマネスコは日本ではまだ馴染みがない野菜ですが、ヨーロッパ発祥の野菜です。
色は黄緑色(クリーム色から緑色の中間色)で螺旋状の形をしています。
カリフラワーやブロッコリーと同じようにアブラナ科で、花蕾を収穫する野菜です。
ロマネスコの最大の特徴は、花の蕾の粒が集まった「花蕾(からい)」の姿です。
実はこの花蕾、全体も螺旋形をしていますが、ひとつひとつの塊を見ても同じように螺旋形を描いています。
これは「フラクタル」と呼ばれる幾何学の構造で、ロマネスコが特にわかりやすい構造だと言われています。
「フラクタル」とは、幾何学的パターンが異なる倍率で何度も繰り返される構造のことです。
味はブロッコリーに近く、食感はカリフラワーに近いかも。ビタミンCを多く含んでいます。
茹でるとホクホクした食感になり、甘味とうまみが感じられます。
私はシンプルにマヨネーズをつけて食べますが、シチューに入れてもおいしいです。
スーパーで見かけた時には、自然の作り出す不思議なアートを観察してみてくださいね。